現役鉄道会社公募社長が語る、ローカル鉄道再建の秘訣。ひたちなか海浜鉄道を7年間経営してきた吉田社長による講義です。公募で社長に就任して以来、取り組んできた様々な施策について、詳しく説明。通年通学定期やひたちなか海浜公園との連携など、特徴ある施策、また普段の講演などでは話せない、マル秘エピソードもご紹介予定!
講師:吉田千秋(ひたちなか海浜鉄道社長)
吉田社長の車中ガイド付きで、ひたちなか海浜鉄道湊線全線を乗車します。
車窓からの景色を眺めていただきながら、沿線や車両の解説などを行います。
講師:吉田千秋(ひたちなか海浜鉄道社長)
普段は入ることができない、ひたちなか海浜鉄道の機関区を見学します。
所有する気動車の運転席の型番ごとの構造の違い、運転の手順、台車の構造、床材、ブレーキの構造、燃料油の注入方法など、鉄道設備に関する基礎を学びます。キハ205やキハ222といった往年の名車や、導入したばかりのキハ11などの見学を行います。
講師:ひたちなか海浜鉄道職員
鉄道の魅力を伝える、写真の撮り方教えます!ローカル鉄道にとって、インターネットを使っての情報発信は非常に重要です。特に、鉄道や沿線の魅力を伝える「写真」は、より重要なツールになっています。鉄道写真で有名な写真家の米屋こうじさんによる、写真講座を開催します。カメラご持参の上でご参加ください。
講師:米屋こうじ(写真家)
ローカル鉄道経営者、プロ鉄道写真家や鉄道雑誌編集長と話せる懇親会!初日の講義が終わった後は、参加者同士で親睦を深める懇親会を実施します(費用は会費に含まれます)。ひたちなか海浜鉄道のスタッフや、ローカル鉄道・地域づくり大学のメンバー、そして鉄道写真家の米屋こうじさん、Rail Magazine編集局長の名取紀之さんも参加しますので、授業で聞けなかったことを質問するチャンスです。
那珂湊駅構内で行われている朝市。地元で取れた野菜や名産物などが駅ホームで販売されるこのイベントは、鉄道と地域の連携のシンボルとなっています。
もちろんお買い物も可能。1ヶ月に1回行われるこの機会に朝市を体験していただき、地域と鉄道の絆を体感して頂きます。
ローカル鉄道と地域の関わりの秘訣を知るパネルディスカッション。ローカル鉄道の経営は、第三セクターであれ私鉄であれ地域の支援がなくては成り立ちません。全国にある多くのローカル鉄道が廃線になっていく中、ひたちなか海浜鉄道の再建には、地元住民や行政担当者の活躍が大きな支えとなりました。ひたちなか海浜鉄道を支える地元の生の声を聞き、ローカル鉄道と地域の関わり方について、理解を深めていただきます。
講師:吉田千秋(ひたちなか海浜鉄道社長)、佐藤彦三郎(おらが湊線応援団長)、高島洋平(NPO 法人未来ネットワークひたちなか・ま理事長)、村上剛久(ひたちなか市水道事業管理者)
幅広く多種多様な鉄道趣味。明治以来日本の鉄道趣味はどのようにして生まれ、そして現代の鉄道趣味の広がりはどのようなものなのか?
普段は博物館などでしかお目にかかれない、貴重な書物や写真などを元に、鉄道趣味雑誌として有名なRail Magazineの名取編集局長が解説します。
一緒に、レールファンのルーツを辿る旅に出かけましょう。
講師:名取紀之(鉄道雑誌『Rail Magazine』編集局長)
鉄道のダイヤはどのように作られるのか?鉄道経営の現場のノウハウを披露します。
ダイヤ作成上の注意点やスジの引き方、ダイヤ改正時の実務など、ひたちなか海浜鉄道のダイヤをテーマに、詳しく解説します。
講師:吉田千秋(ひたちなか海浜鉄道社長)
当サマースクールでは第1回と第2回で、カリキュラム内容が一部重複しております。
2回とも参加をご希望のお客様は、あらかじめご了承ください。