理事長ご挨拶

ローカル鉄道は地域の人々が時間を超えて繋がるインフラであり、
こころの拠り所、「ふるさと」とも呼べる存在だと考えます。

茨城県ひたちなか市を走るひたちなか海浜鉄道湊線。
その歴史は古く2013年には創立から100周年を迎えました。

周知のとおりローカル鉄道の経営は厳しく、
多くの風情あるローカル鉄道が次々と廃線されています。

しかし私たちは、
それでもローカル鉄道は存続されるべきと考えます。
なぜならローカル鉄道は地域の人々が時間を超えて繋がるインフラであり、
こころの拠り所、「ふるさと」とも呼べる存在だと考えるからです。

ひたちなか海浜鉄道は、ひたちなか海浜鉄道社長・国土交通省任命の地域公共交通マイスターの吉田千秋を発起人とし、ローカル鉄道経営と地域共生のノウハウの体系化を目指す「ローカル鉄道・地域づくり大学」を設立いたしました。
2012年度夏には、模擬カリキュラムを実践・試行する目的で「ローカル鉄道・地域づくり大学 サマースクール」を開校いたしました。
今年度も「ローカル鉄道・地域づくり大学」サマースクールでは、ローカル鉄道が地域のシンボルとして存在意義を持ち、地域を活性化しながら再生を果たすための経営手法の紹介を行います。

ひたちなか海浜鉄道の「地域密着型経営」のノウハウを他のローカル鉄道の事例と比較検討し、
地域づくりとともにあるローカル鉄道経営の実際を実感することができます。

幸い、ひたちなか海浜鉄道は、地域の人々に愛され、地域の行政に守られ、
多くの人の支援を受けて着々と利用者増と収支改善に成功しています。
その再生プロセスから私たちが学んだことを体系化できれば、
日本各地のローカル鉄道、私たちの「ふるさと」を守ることができるかも知れません。

それが地域に愛されるひたちなか海浜鉄道の地域への恩返しなのかも知れません。

「ローカル鉄道・地域づくり大学」代表理事・吉田千秋

「ローカル鉄道・地域づくり大学」
代表理事・吉田千秋

社長公募を経て、2008年よりひたちなか海浜鉄道社長を勤め、地域の人々、地域の行政の方々、多くの人の支援を受けてひたちなか海浜鉄道の利用者増と収支改善に励んでいる。また、2012年より国土交通省が任命する地域公共交通マイスターも務め、ローカル鉄道経営と地域共生の大切さについての情報発信なども行う。

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